龍虎塔は虎と龍が出入口になった2つの塔です。建設は1976年と比較的、最近のこと。湖の中に、七階建ての2つの塔が隣接して立ち、その間は短い橋でつながっています。出入り口には、極彩色で塗られた虎と龍が、それぞれ大きな口を開けて待っていて、観光客がその中へと入っていきます。風水のパワースポットとしても知られています。龍虎塔を参る際に歩き方が決まっています。それは、龍の口から入り、龍の塔を通って虎の塔に行き、虎の口から出てくるのです。この歩き方が重要です。そうすると幸運に恵まれ、悪いことを避けられると言われています。台湾では、十二支の動物のなかで、最も高潔なのが龍、一番、凶悪なのが虎、と考えられており、龍の口から入り、虎の口から出ることで、これまでの自分の悪い行いが清められるのだそうです。