浦上天主堂
浦上天主堂
浦上天主堂
原爆により崩れ落ちた浦上天主堂のアンジェラスの鐘
浦上天主堂の建設計画は、1873年、キリシタン弾圧の禁制をとかれ自由を得た浦上の信徒達によって行なわれました。ところが資金がなかなか集まらず、20年余りの時を経た1895年にようやくフレノ神父の設計による教会の建設が開始され、1914年に東洋一のレンガ造りのロマネスク様式大聖堂として献堂式があげられました。正面双塔にフランス製のアンジェラスの鐘が備えられましたが、1945年、原爆により建物は破壊され(爆心地から北東へ約500m)アンジェラスの鐘も鐘楼とともに崩れ落ちました。現在の建物は1959年に鉄筋コンクリートで再建されたもので、1980年にレンガタイルで改装し、当時の姿に似せて復元されました。
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