三重塔
御朱印
開基は貞治六年(一三六七)に尾道の人万代道円の発願により、足利二代将軍義詮が父尊氏の遺志をついで工費を寄進し、普明国師を講じて開山したもので、宗旨は臨済宗、創建当時は東西三町にわたる宏壮な大寺院であった。本尊は宝冠の釈迦如来。境内山手には貞治6年(1367)に足利義詮が建立した国重文の塔婆(海雲塔)があり、この塔越しに見る風景は尾道を代表する風景としてたびたび登場します。なお現在は三重塔ですが、建築当時は五重塔であったと伝えられています。またこのお寺の見どころとして外せない五百羅漢は全部で526体あり、それらは江戸時代の文化年間(1804~1824)から明治初期の約60年間をかけ寄進されたもの。