支笏湖
支笏湖は日本最北の不凍湖となっている。大噴火によって形成された支笏カルデラに、水が溜まったカルデラ湖である。形成当初の形状は円形であったが、カルデラの縁に恵庭岳、風不死岳が噴出したことにより、現在のようなくびれた形となった。「日本最北の不凍湖」であるが、これは温かい水が湖の深部に残存していて水面を暖めることにより湖面の水温が下がりにくいので、凍りにくくなっているためである。しかし、低温の日が続いた場合には結氷することがある。また支笏湖は、透明度の高さで有名な摩周湖やバイカル湖に匹敵する透明度を有している。
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