昭和新山
昭和新山
洞爺湖
洞爺湖
羊蹄山
洞爺湖は「洞爺カルデラ」内にできた湖。面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で3番目の大きさである。東西約11km、南北約9kmのほぼ円形の湖で、有珠山・昭和新山・洞爺湖温泉などがあり北海道有数の観光地域となっている。昭和新山は有珠山の側火山。デイサイト質の粘性の高い溶岩により溶岩円頂丘が形成されている。標高398mであるが、温度低下や浸食などによって少しずつ縮んでいる。有珠山の麓にあった平地に火山が形成された。山肌が赤色に見えるのは、かつての土壌が溶岩の熱で焼かれて煉瓦のように固まったからである。そして、川に運ばれ平地の地下に埋まるなどしていた石が溶岩によって持ち上げられたため、昭和新山の中腹には河原にあるような丸い石が場違いに転がっているのも見ることができる。
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