白い漆喰が美しい。(2018年)
2012年の大浦天主堂。少し汚れているのも歴史を感じていいですね。
信徒発見って本当に衝撃的だったんだろうなって思います。
ゴシック様式の教会
なぜ“大浦天主堂”と呼ばれているかですが、大浦天主堂の正面に「天主」とあるところからきています。
高い尖塔
日本之聖母像。潜伏キリシタンが大勢いたことが全世界に伝わった時に、フランスから贈られたものです。
信徒発見のレリーフ
ナンバープレートは出島の形??
1865年、日本に現存する中では最も古いキリスト教の建築物です。正式名称は、“日本二十六聖殉教者聖堂”。日本二十六聖人の殉教地、長崎市西坂の丘に向けて建っています。聖堂内を飾るステンドグラスの中には、約100年前のものもあります。1865年に浦上の潜伏キリシタンが訪れ、信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。幕府による厳しい禁教令のもと、信徒を発見した時の驚きと喜びは、まさに神に感謝することでした。そのような経緯から、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつとして2018年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。