ルーブル美術館
カルーゼル凱旋門
ルーブル美術館はパリにある美術館です。世界最大級の広さで総面積が6万平方メートルにもなります。中は4フロアに分かれて、彫刻や絵画や古美術品など30万点を超える作品を所蔵しています。毎年800万人を超える入場者数は、世界の美術館でも最も多いと言われています。中庭にある「ルーヴル・ピラミッド」と言われる大きなガラスのピラミッドがメインエントランスになっています。1190年ごろ王宮として作られたのが、ルーブルの始まりです。王たちが改築・増築を重ねた後、ルイ14世が王宮をヴェルサイユに移しました。フランス革命後の1793年に、革命以前に王家や貴族が所有していた美術品を一般公開するために、ルーブルは美術館となりました。ナポレオン1世の時代にはイタリアやエジプトの遠征があり、遠征先で得た美術品も、ルーブル美術館に飾られることになりました。
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