旗津地区は早くから開発が進み、軍事的にも重要な地位にありました。清国康熙年間に旗后山の山頂に砲台が築かれ、主に高雄港を守る役目を担っていました。砲台の軍事基地には赤レンガ建築が数多く残り、これらはすべて伝統的な中華スタイルとなっています。八字門から八字壁まで、さらには門の開口部の上には「振震天南」という大きな四文字が掲げられており、迫力に満ちています。また、壁の上には「囍」という字を表すようにレンガが築かれています。角にはコウモリが彫刻されているほか、壁面や階段にも数々の伝統的な図案が見られます。これらはすべて、伝統的なスタイルを象徴しています。